顔ハメ・顔出しマニュアル

顔ハメの材質

看板の材質は主に木製厚板を使用しており
厚板には耐水性のものとそうでないものが
ある。いたみの進行が進んでいるものは、
早急に補修しないと近々粗大ゴミとなるの
で注意。屋外設置の場合は基本的には耐水
性のものを使用することが望ましい。

対処/劣化させたくない顔ハメは屋内
設置が基本ですが外にも置きたい場合
透明ウレタン塗料を表面に塗装する
と塗料の劣化の進行をおさえられる。
素材にアルミ複合板を使うとより長持
ちするが加工費と、材料費がかさむ。
置き場所・設置
についての注意
顔ハメは突風が大敵なので、穏やかな日で
あっても天候の急変、十分な管理が必要。
常に目が届かぬ場合は、最初からしっかり
とした台座に、おもりでしっかりと設置 。
対処顔ハメ管理責任者を任命する
そこの観光地に精通している方が望ま
しい、親身になって観光案内もしてい
ただける。(いつも自由な方に限る)
著作権について

著作権のあるキャラクターまたは、有名人
等の顔ハメは顔がなくてもあきらかにその
ものが明確な場合使用許可を必要とする。
 歴史上の人物・職業人姿・スポーツ姿・
物語りの登場人物・動物・乗り物などは著
作権をほとんど気にせず顔ハメの題材にし
やすいのでまずは気楽な素材がおすすめ。
独自に新キャラクターを考えるのもよい。

対策/後で問題にならないか気になる
場合は著作権所有者に製作許可をもら
うこと。早急な場合、面倒な場合は製
作し、設置してから事後報告する(こ
の場合、もしも許可にならない場合は
残念ながらあきらめるのが無難。)
あまりおすすめできないが指摘がなけ
れば観光発展のため黙認してもらう
その他の注意
傷みの激しい顔ハメは穴の周囲も傷んでい
ると思われるので穴の周囲の板のささくれ
に注意
すること。(特に顔の大きい方は、
無理に顔を出さずひかえめに出す事。)
長身の方は無理な体勢をして腰を痛めるこ
ともあるので注意。(始めに十分な準備運
動をしてから体勢を整えて顔を出す事。)
対処あわてて顔を出さないこと
セルフタイマーを使う場合にも急ぐこ
とになるので、できれば親切な方に撮
影を頼む。お礼にその方も撮ってやり
後で送るために住所を聞くのを忘れな
いことが大切。(但しよけいなお世話
の場合もあるので状況に応じて。)
基本的に顔ハメ看板は消耗品です、長期に渡って屋外に設置しているといつかは壊れます。
台風の多い地域、雨の多い地域、豪雪の地域は、その時期が来たら倉庫に大切に保管する。
しかしそれができない場合・常に出して置きたい場合は顔ハメ専用の屋根をつけてあげる。

もし観光地で傷んだ顔出しを見つけた場合の対処
早急にその地域の観光担当の機関に連絡することが望ましい。あまり有名でない観光地の場合は責任の
所在がはっきりしないことがあるので注意。 近所に、土産物屋さんのある場合はそこの御主人に告げる
と対処していただける場合もある(アルバイトらしき店員に告げた場合、話がややこしくなるので注意)

   
顔ハメ・顔出しの保存・取扱いについて2001.5.1